今年度のテーマは『
現在の学生環境活動の現状を踏まえた上で、ecocon運営スタッフ一同、議論を積み重ね、練り上げたテーマとなっております。
以下に、テーマに込められた想いやその背景について掲載しておりますので、
ぜひご一読いただき、コンテストへご参加下さい。
♠︎♡♣︎♢♠︎♡♣︎♢♠︎♡♣︎♢♠︎♡♣︎♢♠︎♡♣︎♢♠︎♡♣︎♢♠︎♡♣︎♢♠︎♡♣︎♢♠︎♡♣︎♢
テーマ『環渦』の定義
環渦とは?
ecocon2016のテーマ「環渦」とは、“環境活動の渦をつくり、周囲の人々を活動に巻き込む”という意味が込められた
ecoconオリジナルの造語です。周囲の人々とは他団体の人や自団体のメンバーだけではなく、環境への関心が薄い人なども指しています。
私たちecoconでは、周囲の人々に自分の・自分たちの信念や目標を知ってもらい、そこでその人々が“感化”されることで
活動が発展していくと考えました。そのため、団体内部と団体外部の双方を巻き込んでいくこと、
すなわち「環渦」することを今年のテーマとして掲げています。
♠︎♡♣︎♢♠︎♡♣︎♢♠︎♡♣︎♢♠︎♡♣︎♢♠︎♡♣︎♢♠︎♡♣︎♢♠︎♡♣︎♢♠︎♡♣︎♢♠︎♡♣︎♢
テーマ『環渦』の背景
みなさんの団体では次のような悩みはありませんか?
“団体内で目的が共有できていない活動がある”
“イベントを定期的に行っているが成果に結びついていない”
多くの学生環境団体でみられる課題の一つとして、このような『活動の形骸化』が挙げられます。
何かを変えたいと想い、行動を起こした人から活動が生まれたものの、
その熱意ある人が居なくなってしまうと活動は立ち行かなくなってしまいます。
持続可能な活動を展開するためには、団体内で想いの共有を図ることが必要となるでしょう。
また、団体内部だけではなく団体外部の人も巻き込んでいくことで、マンネリ化することなく活動を発展させていくことができます。
こうした背景から、内外を巻き込む力を今年のテーマとしました。
♠︎♡♣︎♢♠︎♡♣︎♢♠︎♡♣︎♢♠︎♡♣︎♢♠︎♡♣︎♢♠︎♡♣︎♢♠︎♡♣︎♢♠︎♡♣︎♢♠︎♡♣︎♢
選考基準について
今年のecoconでは、団体内部と団体外部の双方を巻き込むことに注目して、
グランプリやその他各賞にふさわしい団体を選考したいと考えています。
内部と外部のどちらか一方を巻き込むことに長けているだけでは、十分に“環渦”できたとは言えません。
内部をしっかりと巻き込み、その勢いを活かして外部も巻き込むことで“環渦”は達成されるのです。
具体的には下記5つの観点を選考基準として設けました。
①団体としての軸
…目的意識を持ち、一貫性のある活動を展開してきたか
②想いを共有する工夫
…活動への想いが団体内で共有され、それが引き継がれるような試みをしてきたか
③行動に起こす力
…団体内でアイデアや意見を列挙するだけではなく、それらを取捨選択した上で実行へと移してきたか
④発信力
…情報を外部へ発信する際、相手の心にまで届くような創意工夫をしてきたか
⑤活動の展望
…今年度の活動を踏まえて、今後どのような実現性のある内方向・外方向の活動を展開していくのか
♠︎♡♣︎♢♠︎♡♣︎♢♠︎♡♣︎♢♠︎♡♣︎♢♠︎♡♣︎♢♠︎♡♣︎♢♠︎♡♣︎♢♠︎♡♣︎♢♠︎♡♣︎♢
評価について
ecocon2016では、「2015年12月28日から2016年12月22日までの1年間とこれからの展望」について評価します。
これは、ecocon2015以降の約1年間の活動を評価し、ecocon2016以降の団体内外の展望についても評価を行うということです。
そして、団体内外へ向けた試みを通して活動がどのように発展したか、その活動は軸やビジョンを持って展開されたのかに着目して
コンテストを行っていきたいと考えています。