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インタビュー第二回目 sus+eco サステコ

サステコさんは、日本初・大学生による大学生のためのおしゃれな環境系フリーマガジン「sus+eco」“サステコ”を作っています。 ユニークな「回覧方式」とキラリと光るプレゼンで注目を集め、エココン2006のグランプリに輝いたサステコさんに、今回はインタビューしてきました!!

プロフィール

サークル名 「sus+eco」 サステコ
活動目的 環境問題、環境行動に対するイメージ変革
活動日 週一度のミーティング。現在は毎週金曜日(変更予定)
活動場所 都内某所(ER事務所※1、某大学など)
活動内容 持続可能な社会を創るための行動を、おしゃれにわかりやすく提案するフリーマガジン「sus+eco」サステコの企画・編集・発行・運営。全国約50大学で配布中

※1:ER・・・環境保全のインフラ創造を目的とするNPO 詳しくはhttp://www.env-r.com

インタビューにご協力して頂いたみなさん

  • 原 聡臣さん:横浜国立大学教育人間科学部地球環境課程4年
    【サステコを作っていて楽しい瞬間】
    ライターとして自分が書いた文章が、実際に紙面になったとき。
    あとは最初のネタ出しの部分。
    みんなでアイディアをどんどん出していく会議があるんですけど、すごく楽しいですね。
  • 松井 宏宇さん:東京農工大学農学部地域生態システム学科 2年
    【サステコを作っていて楽しい瞬間】
    編集部に入って、世界が広がったこと。
    大学もばらばらだし、考え方もメンバー内で様々。いろんな考え方に触れられるのが面白いところです。あとは、自分が作った原稿を、実際に読んでもらえるところに嬉しさを感じます。

活動についてのインタビュー

目標は、0から1へ!!―流れていた情報をひっかけろ−

Q:サステコを作っている目的はなんですか?

松井―「おしゃれで楽しくわかりやすく」をコンセプトに、環境に興味のない大学生に対して、「0から1へ」というテーマで、少しでも環境に興味を持ってもらうっていうことを目標に作っています。

―今の大学生は、環境行動に対して、「面倒くさい」「地味」「面倒」というネガティブなイメージをもちがち。でも、すごくポジティブな切り口で出来る活動もあるよって伝え、環境問題のイメージを変えていくことで、環境行動を増やしていこうっていうことが目的です。

僕ら自身が情報を受けた時に、環境行動をするかって言われたら、なかなか難しい。まずは0から1で、最初の意識変革のきっかけになればいいなって思っています。サステコを読んだ後、別のところで環境に関する情報を聞いたときに、それまでは流れてしまっていた情報が、すこし引っかかるようになったり、少しでも環境に対する視野が広がってもらえるといった部分などを目標にしてやっています。

エココン2006においてのプレゼンの模様

エココン2006グランプリ受賞「サステコ」

環境問題何が正しいか見えていない―マイ箸は結局エコなのか―

Q:イメージを変える、人の心に働きかけることはとっても難しいと思いますが、
どのような工夫をされていますか?

―情報の中身と、情報発信の方法の2点に工夫を加えています。 一点目の中身の方では、「おしゃれ」や「楽しい」という切り口で捉えられる環境行動や、読者に行動してもらえるような情報を伝えていくこと。そして、普通の環境行動もすごくポジティブにおしゃれに捉えられるという捉え方自体も伝えていきたいなって考えています。
情報発信の方法では読み物として、面白いものを作ろうとしています。環境に興味の無い人にも、「単に読み物として面白いから」というきっかけで読んでもらいたいので、紙面自体を面白くおしゃれに作るようにしています。

インタビューその1

インタビューの様子

松井―難しさとしては、情報の正しさというものもあります。発信する情報には責任を伴うけれども、環境問題は何が正しいかっていうことが、どこを調べても明確には見えていない。そんな中で、どういう形で情報を出していくか、というところに難しさを感じています。 例えば、第2号でマイ箸を取り上げたことがあって、その時マイ箸が本当にエコなのがという ことが、サステコ編集部の中で論議になりました。結局結論としては・・・

―僕らが「これが正しいんだ」とおしていくのではなく、受け手にいろんな選択肢を見てもらって、「あなたはどうしますか、考えてみてください」という形にしようと思いました。マイ箸にとどまらず、出来れば今後、全体として広げていきたいです。情報の受け手が、自分で考えて、行動できるように、たくさんの選択肢を提示するような情報発信を心がけていこうと考えています。

グランプリをとったプレゼンの裏には・・・―自分たちの強みを意識―

Q:一番にエントリーしたサステコのみなさん。グランプリを受賞した理由は何だと思いますか?

―ひとつはプレゼンの新鮮さと、面白み。現編集長の質疑応答も良かった。 そしてサステコの活動自体の面白み。回覧システム※2や将来性などを意識してプレゼンも作りました。そういった面を評価されて優勝できたのかなって思います。

―回覧システムは、最終選考でも話題になっていましたね

見やすさに配慮した冊子デザイン

通常、フリーマガジンは「読む→捨てる」
でも、サステコは「読み→書き→回す」

松井―実は、一日目のグループ選考と二日目の最終選考で、回覧システムのところはちょっと違う発表の仕方をしました。一日目の発表では、回覧システムについて、あまりおせてなかったんじゃなかったって話がでて、夜、必死に「ここを直したほうが良いんじゃない?」ってみんなで話し合って・・・そしたら変えたところをすごく評価されました。

設置BOX

読み終わったサステコは書き込みをして
友達に回して、最後に設置BOXへ戻す

※2:回覧システム
サステコの提案する新しいメディアのスタイル。詳しくはhttp://susuteco.jp/about/return.htm

Q:プレゼンもとても素敵でしたね!なにかコツはあったのでしょうか?

松井―プレゼンの練習はしましたね。エコ・リーグ※3でやっているプレゼン講座に行ったりしました。あとは練習。みんなで話し合って、積み重ねてプレゼンを作りました。

―Flashを使ったり、いかに他と差別化して、面白く見せるかすごく工夫しました。

松井―プレゼンする人は、Flashを作る上でデザイナー※4がいた方が良いっていうのと、前編集長が後輩世代の教育を考えて、学年が一番低くて未熟だった俺ともう一人がやったら自信もスキルもつくという理由で推してくれて、3人でやりました。

―その3人はちょくちょく集まったりして、発表風景をビデオに撮ったりしながら練習していました。

松井―練習とエココン本番の経験は、話をしたりプレゼンしたりする時に、今もすごく活きていると思います。

インタビューその2

エココン本番の経験は今も活かされてます

※3:エコ・リーグ
環境問題に関わる青年のネットワークを広げ、支えていくNGO
詳しくは
http://el.eco-2000.net

※4:デザイナー
サステコ編集部にある役割のひとつ。もちろん大学生


エココンに出てみて―簡単に言えば、愛が深まりました―

Q:サステコさんがエココンに参加したことで、変化したことはありますか?

松井―エコパ※5の時に、グループ選考で審査して頂いた方々に、「こうした方がいいんじゃない?」とか、「ここは良かった」などいろんなお話をして頂きました。

―他団体の方々との間で「うちの大学にも置いてください」という話も生まれたりしました。

松井―あと、エココン当日だけじゃなくって、エココンに出場したっていうところをたどって、mixiで、「うちの大学も設置させてください」とか、当日話さなかった知らない方からも話が来たりいろんなところで繋がりができて、サステコ設置大学数が増えました。

―そういう繋がりで、サステコ作りたいっていうメンバーも増えたりしました

Q:個人としても何か変わりましたか?

―ヒロ(松井)は途中から入ってきたので、エココンに向けてのプレゼンを考えたりする時に、サステコに対する考えを深めていって、サステコが自分のものになったんじゃないかと思います。

松井―それは本当に大きかったですね。エココンが終わった時には、もうメンバーの中にしっかり入れたっていう感じがありました。それに、自分の中でも、サステコがどういうものなのかしっくりきて、外で話したり営業したりする時にスラスラっと言えるようになりました。

―あと簡単に言えば、愛が深まりました(笑)

松井―なによりも自信がついた。 自分のやっている活動が社会的に認められるものだという自信。ある程度自分の中で自信をもってやっているつもりでも、「他者に認められるものか?」という不安はあると思うんです。エココンという場を通じて、はっきり認められて、自分の中のサステコというものが自信になったこと、これは大きなものだったと思います。

※5:エコパ・・・エココン 1日目に開催される交流会

エココン出場後・・・―サステコを読むと北海道に木が増える!―

Q:今はどんなことに力を入れていますか?

―サステコ自体が持続可能じゃないと意味がないと思うので、製作にかかわってくるメンバーをいかに持続可能にしていくかが一番の課題です。まだ引継ぎの経験が無くて。

松井―これからは、サステコ1〜3号を作ったことをマニュアル化して形をはっきりさたり、そういう後々への準備に力を入れていこうかなってとこですね。

ミーティング風景

ミーティングの様子

―2号3号作る話し合いの中で、同じ議論を繰り返したりしていたんです。そういったものを無くす意味でも、その議論をまとめて、編集なら編集、営業なら営業、WEBならWEBで「こういうやり方で記事を作っていきましょう」というものを、マニュアル化していこうという風に今は考えています。

―現在配布中のサステコ3号に「みんなに書き込まれたサステコが編集部に戻ってきたら一冊につき一本、北海道に木が植えられます」と書かれていますが、これはエココン後の取り組みですね

松井―回収ボックスを経て編集部にサステコが戻ってきたら、2号では一冊につき1本、3号では1平方メートル北海道で植林をします。

―「1モリ」って言うサステコ流の単位になっちゃってるんですけど(笑)
費用はERの物品協賛っていう形でまかなわれています。 読み書きまわす楽しみと、具体的に森になるという楽しみがあります。

サステコと記念撮影

木が増えるフリーぺーパーとは?

とっても楽しいインタビューでしたサステコの皆さんどうもありがとうございました!!

こんな素敵なサステコを読んでみたくなった方は
ウェブページURL:http://www.susteco.jp

全国大学生環境活動コンテスト実行委員会事務局

  • 担当:渡邉(わたなべ)・津賀(つが)
  • tel: 03-3580-8284
  • e-mail: support@ecocon.info
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